麻が、いちばん涼しい理由。60/1 LINEN CANVAS LOOSE FIT SHIRTS

夏の衣替えで、最後にいつも手が伸びるのはリネンのシャツです。

化繊にはない頼りなさがありながら、着るほどに馴染んでいく。
今日ご紹介する「60/1 LINEN CANVAS LOOSE FIT SHIRTS」は、襟の形だけが違う2つの表情、バンドカラーとレギュラーカラーで展開する、ブランド定番の半袖シャツです。



フランス・ノルマンディの麻から

このシャツに使われているのは、フランス・ノルマンディの原料商、TEX-NORD社の麻原料です。

リネンの産地として知られるこの土地では、繊維の長さを丁寧に見極めながら、原料が選別されています。
長い繊維だけを厳選して紡ぐことで、毛羽立ちが少なく、上品な光沢を纏った糸が生まれる。
60/1という細番手で織られた平織りのキャンバスは、リネンにありがちな粗野な印象とは少し違う、静かな上質さをまとっています。


ルーズフィットという、夏のための選択

シルエットは、程よくリラックス感のあるルーズフィット。

脇下からわずかに広がるAラインが、身体との間にゆとりの層を作ってくれます。
風はそこを通り抜け、汗ばんだ肌にもまとわりつかない。
タイトな服が苦手な夏にこそ、こうした緩やかな広がりが心地よさにつながるのだと思います。

装飾は最小限に。
ステッチを極力省いたミニマルな表情が、生地そのものの上質さを静かに引き立てます。
何かを足すのではなく、削ることで素材を見せる。
ブランド定番として長く展開されているのも、このシンプルさが理由なのかもしれません。


ふたつの襟、ふたつの表情

同じ生地、同じシルエットでありながら、襟の形によって雰囲気は驚くほど変わります。

**バンドカラー(MA-S-835)**は、襟を立てた清潔感のあるデザイン。
第一ボタンを閉じれば、きちんとした印象に。開けて着れば、夏らしい抜け感も生まれます。

**レギュラーカラー(MA-S-834)**は、より馴染みのある定番の表情。
シャツ一枚でも、ジャケットの下に着てもバランスが取りやすく、ワードローブの中心に置きやすい一着です。

どちらも同じ麻100%、同じ日本製。気分や場面に合わせて、襟の表情から選んでいただければと思います。


一枚で、夏を過ごす

リネンは、洗うたびに柔らかくなり、シワも風合いのひとつとして馴染んでいく素材です。

完璧な状態を保とうとするのではなく、着るほどに表情が変わっていくことを楽しむ。
そんな付き合い方ができるシャツです。
この夏、肌で涼しさを感じる一枚を、ぜひ手にとってみてください。